【看守】「ほら、安心して、もっとぎゅーってしましょうね」
けれどそんな感情は、目の前の女性に強く抱き着くと、心の奥底に沈んでいった。
甘い香りに包まれて、胸の奥が温かさで満ちていく。
【看守】「もっともっと甘えて、縋って、全てを曝け出して……人間の尊厳もプライドも、何もかも手放ししちゃっていいの」